xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx Phi Charactor Graphics License [ 2000/10/02 draft 001 ] Copyright (C) 2000 Athena Developer-ML (athena-developer-ml@mariel.spn.co.jp)  このライセンス文書は、PHIのキャラクターグラフィックス、オブジェクト  グラフィックス、マップパーツグラフィックス、およびPHIにおいて  前述のグラフィックスに準ずる扱いを受けるグラフィックスの利用許諾  を統一し、新たなクライアントソフトやWebページ、DMにおける使用を  容易ならしめるために用意されています。  この文書は自由にコピー、頒布出来ますが、変更は許諾されません。 xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx ◇はじめに  PHIの各種グラフィックスパーツ(キャラクターグラフィックス、  オブジェクトグラフィックス、マップパーツグラフィックス、  各種アイコンを含むがそれだけに留まらない…以後同様)を利用する  ためには、現在統一されたライセンスが無いために、利用したい人が  それぞれの著作者を捜し出し、1つ1つ許諾を得て、その旨を列記した  上で配布しなければならない状態です。  また、WebやDMでの利用については考え方自体がまちまちで、  ライセンスの有無を無視しない限りは、とても自由にはならない  現状があります。  そのため、配布に関する統一ライセンス(本ライセンス)を用意し、  ・著作者は本ライセンスを添付するか、本ライセンスに従って   使用許諾する旨を1行配布サイトに掲載する  ・使用者(クライアントソフト配布者、DM、Webサイトなど)は、   使用しているグラフィックスパーツが本ライセンス下にあることを   明記する  ことで、グラフィックス毎に著作者を捜し出し、1つ1つ条件の  異なる許諾をつきあわせ、それを長々と列記して配布する手間や、  キャラグラフィックスを世に出すことで何度も問い合わせを受ける  制作者の手間を全てカット(たった1行の但し書きで済ませる)し、  グラフィックスパーツの普及と有効利用を促すことが、  本ライセンスの目的です。 ◇ライセンスの条項 a. 適用範囲  本ライセンスの適用範囲は、本ライセンスが添付、あるいは本ライセンス に従って使用許諾される旨が(言い回しが異なってもその趣旨で)但し書き されているグラフィックスパーツ(1つ、あるいは複数)である。 (便宜上同時に配布されているものはその対象に含まない) このようなグラフィックスパーツを、「PCGL適用のグラフィックスパーツ」 と呼称する。 b. 適用範囲の明示、暗示  グラフィックスパーツが同一ディレクトリ上、同一フォルダ上、同一ページ  上、あるいは同一パネル上、もしくはそれに類する形態(以後、これらを  まとめて同一媒体と書く)で複数同時に配布され、さらに本ライセンスが  上記a.の形態で添付されている場合、同一媒体上、あるいは別ファイルにて  その適用範囲が明示されていない場合は、基本的に同一媒体上の  グラフィックスパーツは全て「PCGL適用のグラフィックスパーツ」と見なす。  ただし、利用者のミスによってこのような混合が起こり、本ライセンス下  に置かれることを意図しないグラフィックスパーツが不当に本ライセンス下  に置かれたと見なされていた場合は、著作者、頒布者、利用者のいずれかに  よる訂正が有効である。 c. 複製、頒布(「使用」)  「PCGL適用のグラフィックスパーツ」は、下記i)〜iii)の条件を全て満たす  場合に限り、自由に複製、頒布(「使用」)できる。  ここでいう「使用」とは、明示的でない複製や頒布(Webページへの掲載、  グラフィックスパーツを含む画面キャプチャなどの生成物のWebページ  やマスメディアへの掲載、または特定のグラフィックスパーツを指示する  文字列をDMから送出することでクライアント画面にグラフィックスパーツ  を表示すること)を指す。  また、「自由に複製、頒布」とは、他のアーカイブなどに含め、元々の  本ライセンスの添付形態を(他の「PCGL適用のグラフィックスパーツ」と  一括で扱うために)変更する(添付する本ライセンス文書を1つだけに  する、あるいはリンクや入手元の記述に変更する)ことを含む。   i) PHIの利用を推進、補助、宣伝する目的であること   ii) 使用しているグラフィックスパーツが「PCGL適用の     グラフィックスパーツ」であることを明記すること     ただし、クライアントソフトとともに配布する場合は     ゲーム画面に記述する必要はない。(アーカイブ内に添付すること)   iii) 本ライセンス文書そのものを添付すること。     あるいは本ライセンス文書へのリンクを添付、もしくは     リンクのURL、あるいは本ライセンス文書の入手元を     明記すること。 d. 変更、二次著作物の権利  変更による二次著作物、およびその配布は、それが原著作物と同様に  本ライセンスに従って配布されるならば、原著作者の本ライセンス  (利用許諾)によって自動的に許可される。  その場合、二次著作物に関して以下のe.条項を実施する権利は、  自動的に二次著作物の制作者に帰属し、原著作者は二次著作物に関して  e.条項を実施する権利を自動的に放棄する。  (ただし、「数バイト変えただけ」「色を変えただけ」「マスクを   かけただけ」など、非常に少ない手間で実施できるものはこの   自動的な権利委譲の範囲に含まない。   この「含まない」ことを決定する権利は原著作者にあり、   原著作者が「含まない」と判断することによって、二次著作者に   対する本ライセンスの全ての許諾を原著作者が中止することができる。   その際、下記e.条項によって二次著作者が第三者に与えた許諾は   自動的に無効となる。   逆に、「含まない」と判断され、それが通知されない限りは、   この自動的な権利委譲は有効である。) e. 追加許諾について  本ライセンス目的外の使用については、本ライセンスでは言及しない。  つまり、本ライセンスの許諾事項以外のこと(PHI外へのグラフィックス  パーツの転用を含むがそれだけではない)を実施するためには、  本ライセンス以外に別途、著作者からの許諾を得なければならない。  このような使用形態においても本ライセンスは有効であり、遵守される  必要がある。  ただし、該当グラフィックスパーツに本ライセンスを最初に添付した  原著作者自身が本ライセンスの目的外に使用する場合は当然、  本ライセンスそのものを添付せずに著作者本人の権利を行使できる。 f. 許諾事項の失効  本ライセンスが明示的に許諾している場合、および著作者によって  別途明示的なライセンスが与えられている場合を除き、  本ライセンスに従って使用許諾されているグラフィックスパーツを  複製、変更、サブライセンス、頒布することは法律によって禁止  されています。  本ライセンスに従って使用許諾されているグラフィックスパーツ  を本ライセンス、および著作者によって別途明示的に与えられる  ライセンスに従わずに複製、変更、サブライセンス、頒布しようと  する行為はそれ自体が無効であり、且つ、本ライセンスが前述の  行為者に与えている権利を自動的に消滅させます。  その場合、本ライセンス、および著作者によって別途明示的に  与えられるライセンスに従って前述の行為者から複製物やその  権利を得ている第三者は、本ライセンス、及び著作者によって  別途明示的に与えられるライセンスに完全に従っている限り、  引き続き有効な使用許諾を受け続けるものとします。 g. 無保証  「PCGL適用のグラフィックスパーツ」は、無償で使用許諾されます。  そのため、たとえそれが有償のプロダクトやWebページに  含まれていたとしても、「PCGL適用のグラフィックスパーツ」の  著作者、二次著作者、頒布者、変更者は一切の保証責任を免れ、  「PCGL適用のグラフィックスパーツ」の欠陥などに伴う一切の  派生費用、修理、訂正に要する費用は全て利用者が負担するものと  します。 end of text.